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生存戦略

マンガ家が新時代を生き抜くための5つの生存戦略

こんにちは、マンガ家の友吉(@tomokity)です。

SNSの普及により、マンガ家という職業に対するネガティブな話題をよく見かけるようになりました。
マンガ家の収入に対する不安や、出版社や編集者に対する不満などは、定期的にSNSで盛り上がる話題です。
そういった話題を目の当たりにし、マンガを目指している方も、現在マンガ家として活動している方も、将来に不安を感じている人は少なくないのではないでしょうか。

正直僕はそれほど不安や不満を感じていません。
将来の不安も「マンガ家の生存戦略を身につければ軽減することができるはずだと考えているからです。

しかし、「絵の描き方」や「漫画の作り方」を教えてくれる人や学校はたくさんあっても、「マンガ家の生存戦略」を教えてくれる人や学校はほとんどありません。
このサイトは、そんな他では語られない「マンガ家の生存戦略」を身につけるための知識や考え方を皆と一緒に考えていき、共有することを目的にしたブログです!

友吉というマンガ家について

僕(友吉)のマンガを買ったことがあるという人はどれくらいいるでしょうか。
自分で言うのも何ですが、それほど多くはないと思います。
マンガ家歴12年で、これまでに商業の単行本は8冊出しています。
とはいえ、商業的に見れば、僕は決して大ヒット売れっ子マンガ家ではありません

しかし、誤解を恐れずに言うと、僕は今現在ある程度の「お金の自由」と「時間の自由」を得た状態で、幸せな毎日を送っています。
具体的には、「不測の事態(自分や家族の大きな病気など)が起こっても対応できるだけのお金と時間の余裕がある状態」を長年維持できています。
将来に対する不安も正直それほどありません。それは何故なのか。

全ては、尊敬する先人達から得た「マンガ家の生存戦略」に関する知識と考え方をある程度実践できているからだと考えています。

僕は決して自慢がしたいわけではありません。僕自身もまだまだです。
「マンガ家の生存戦略」に関する情報を多くの方と共有し、皆さんと一緒に僕自身ももっと知識や考え方を深めたいと考えています。
その上で、すでにたくさんあるような「絵の描き方」や「漫画の作り方」だけではなく、「経営者としてのマンガ家のあり方」を共有できるサイトがあると良いなと思い、このサイトを立ち上げました。

マンガ家の5つの生存戦略

それでは、具体的に「マンガ家の生存戦略」とは何なのか。代表的な5つを簡単にご紹介します。

SNSを最大限に活用する

今はSNSを利用することで自分自身が大きな広告塔になれる時代です。

具体的には、Twitterでフォロワーを増やすことをメインとし、時にはInstagram、YouTube、TikTokなども駆使して、あらゆるSNS利用者層に「自分のマンガ」と「自分というマンガ家」を一人でも多くの人に知ってもらうことが大事です。

また、ジャンプルーキーやマンガボックスインディーズ、LINEマンガインディーズをはじめとする漫画投稿サイトもたくさんあります。
それらの漫画投稿サイトでしっかりマンガの投稿をし続け、マンガの知名度を上げていくことが大事です。

知らない漫画は買われません。欲しい漫画の選択肢にすら入らないからです。
まずは一人でも多くに「自分のマンガ」と「自分というマンガ家」を知ってもらうことが大事です。

商業誌と同人誌の二本柱

漫画でお金を得る手段は大きく分けて2つあります。
商業誌での連載や単行本発行によって出版社から原稿料や印税を得る方法と、自費出版による同人誌(電子書籍を含む)によって売上を得る方法です。

商業漫画は売れないと印税はたいした額になりませんし、打ち切られると原稿料すらなくなり収入はゼロになってしまいます。
次の連載が決まるまで、無償で連載用のネームを作り続けることになります。

しかし、商業活動と同時に、自費出版による同人活動をしていれば、商業の収入がない間でもある程度の収入を得ることができます。
同人活動が順調であれば、商業活動で得られる以上の収入を得られることもあります。

なお、この場合の同人活動とは、二次創作ではなく主に「オリジナルジャンル」を想定しています。現在はSNSの普及によりオリジナル漫画も読んでもらえる機会が格段に増えています。

1つの活動に絞らず、商業も同人も両立して活動することで、突然収入がなくなる危険性を軽減することができ、マンガ家として長く生存できる可能性が高まります。

作品の販路を最大限拡大する

商業作品に関しては、自身のSNSでの宣伝によって部数を伸ばすことはできても、販売自体は出版社に任せるしかありません。
しかし、自費出版の同人作品に関しては、自分自身で販路を拡大することができます。

同人誌として販売するなら同人書店に本を卸すのは当然ですが、現在は電子書籍で本を読む読者も増えているので、同人誌の電子書籍化も重要な販路の一つです。

自身で作品を登録できる電子書籍配信サイトには自分で登録し、個人では登録が難しい配信サイトへの作品登録は「電子書籍の配信代行業者」に依頼することで販路を拡大できます。
より多くの媒体で自分の作品が売られていれば、それだけ自分の作品を購入してもらえる確率が増え、収入も最大化することができます。

収入源をできるだけ増やす

どの職業でも同じですが、収入源の数が多いほど、全体的な収入は安定します。
特にマンガ家は人気商売なので、いくら販路を拡大したとしても、収入が不安定な職業であることに変わりはありません。
収入源はできるだけ増やした方が、生存できる可能性は高まります。

具体的には、漫画を販売するだけでなく、WEB漫画をブログに掲載してブログの広告収入に得られるようにしたり、漫画を動画化してYouTubeでの収益化を目指したり、コミッションでイラストを販売したり、LINEスタンプを作ってみたり、です。
成人向け漫画を描いたことがなく、描くことに抵抗がないなら、成人向け漫画を描いてみるのも手だと思います。

自分の漫画やイラストを最大限活用して、少しでも収入源を増やすことで、収入の安定化を目指せば、生存できる可能性も高まります。

資産運用をする

漫画の収入がある程度増えて、貯金にも余裕ができてきたら、資産運用にお金を回すことをオススメします。

銀行にお金を預けていても、現在の金利ではその預金はほぼ増えないどころか、インフレによってどんどん価値が下がっていく可能性まであります。
銀行に眠らせているお金を投資信託に回すことで、その預金を無駄にせず、将来的な安定を目指します。

個人事業主であるマンガ家は会社員と比べて老後にもらえる年金が少なく、年金だけで生活することは不可能に近いです。
そもそも老後まで続けることが難しい職業でもあるので、稼ぎがあるうちから資産運用によって「自分年金」を用意しておく必要があります。

具体的には、「つみたてNISA」や「ideco」から始めることをオススメします。
いわゆるFXのようなギャンブル性の高い投資(投機)は一切オススメしません。
投資と聞くと、「怪しい」「難しそう」「騙されそう」と考えてしまう人も多いと思いますが、正しい知識を得て堅実な運用をすれば、高確率で将来に役立つ資産になります。

「マンガ家の生存戦略」において、「資産運用」についてまで情報共有をしてくれるサイトはほとんどありません。
このブログでは「資産運用」も非常に重要な生存戦略として扱っていきたいと思います。
将来が不安なマンガ家という職業こそ、投資による資産運用が大事です。

より具体的な運用方法に関しては、今後のブログ記事で詳しく掘り下げていきます。

まとめ

というわけで、代表的な5つの「マンガ家の生存戦略」を簡単に紹介してみました。

  • SNSを最大限に活用する
  • 商業誌と同人誌の二本柱
  • 作品の販路を最大限拡大する
  • 収入源をできるだけ増やす
  • 資産運用をする

今後このブログでは、今回取り上げた内容について、より具体的な方法や考え方を一つ一つ深く掘り下げて解説していきます。
今回取り上げた内容以外にも、「マンガ家のなり方」や「マンガ家のためのライフハック」についても色々と提案していく予定です。
是非ご期待ください!

このブログが「マンガ家の生存戦略」を考える上でのきっかけに少しでもなれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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